カテゴリ:エンジン積み降ろし( 10 )
RM-Z250のエンジンを降ろす⑩(エンジンを梱包する)
さて、無事に?エンジンを降ろしたら今度は梱包です。
ちょっと今、適切な箱が見当たらないので(エンジン梱包の箱が全部出払っている)、以下はイメージとして読んで下さいね。

昔はエンジンの大きさに合わせてその都度木枠を作り、棚板をタッピングスクリューで固定して梱包していたんです。
が、この方法だと材料費が掛かる上に非常に手間。かなり面倒な作業だったんです。重量も増えますので当然送料も高くなってしまいます。

因みにRM-Z250のエンジンはオイルを抜いた状態で24kg有ります。ヤマト運輸だと宅急便で送れるギリギリなので(ヤマト運輸の宅急便は25kgまで。佐川急便は50kgまで対応しています)、梱包に木材を使うと余裕でヤマト運輸/宅急便の重量オーバーです(※通常便でなら25kgを超えても送る事が出来ます)。
エンジンオイルは運送上の安全に深く関わるので必ずオイルを抜いてからエンジンを送ってほしいのですが、重量を軽くする意味も有ります。

あ。

~2012モデルまでの場合はダイレクトイグニッションは出来れば外してから送って下さいね(破損防止とサイズを小さくする両方の意味で)。プラグは抜かないで下さい(笑)。

で。
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こんな感じのコンテナボックスをホームセンターで2つ買って来て下さい。画像のはちょっと幅が足りず、深過ぎですが。
RM-Z250の場合、以下のサイズのコンテナボックスが2つ必要です(※蓋は要りません。箱同士が蓋になります)。

縦幅36cm以上×横幅27cm以上、深さ21cm以上

これより小さいと入りません。まぁ、コンテナボックス自体の厚みも有るので多分180サイズ(※この時点でヤマト運輸なら通常便になります。佐川急便なら宅急便でも大丈夫)。

箱が大き過ぎると隙間に詰め込む段ボールや緩衝剤が大量に必要になりますので、適切なサイズを探してみて下さい。
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で、いきなりコンテナボックスが変わってますがキニシナイで下さい(笑)。
こんな感じで、容器自体を2つ重ね合わせて梱包します。

このままだとフタ側が全く固定されませんので、
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コンテナボックス2つを重ねた状態で、こんな感じでドリルやキリ、熱したドライバー、はんだこて等で同じ位置に穴を2つ開けます。

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こんな感じですね。

エンジン自体は箱に入れて、中でグラグラ動かない程度に段ボール等を詰め込んで下さい。

配線のカプラーは箱の中でエンジンが動いても挟まれない様、凹んでいる個所にガムテープか何かで保護しておいて下さい(こうしないと、運送中エンジンに押されて割れます)。

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長い目のタイラップで結びます。
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裏から見ると、こんな感じです。

タイラップで固定するのは最低でも4辺全てで行って下さい。
長辺部は2か所づつ固定しても良いくらい(全部で6か所)。


※ちょっと分かりにくいかも、なのでエンジン梱包用のコンテナボックスが戻って来たら画像を差し替えますね。いつになるか知らんケド

by godflooring | 2016-03-05 18:36 | エンジン積み降ろし | Comments(0)
RM-Z250のエンジンを降ろす⑨(エンジンを車体から降ろす)
では、エンジン下部のボルトを引き抜いていきましょう。

まずは、一旦外したナットをエンジン下部のマウントボルトにネジ山3つくらい掛けて、ソケットやTレンチで反対側へ少し押し出します。
まぁ叩いて押し出しても良いんですけどね。って言うか普通は叩いて押し出すよね・・・と。

うんまぁイイや。
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左手でシリンダーヘッドの、ここらへんを持って、エンジン全体をごそごそ動かして
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次に右手でここらへんを持ちつつ
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左手で、最初に書いた通り飛び出したボルトの頭を持って、右手でエンジンを揺すりながらちょっとづつ引き抜いていきます。
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ボルトを完全に抜いたら両手で左右のエンジンカバーを持って、ゆさゆさ揺すってエンジン自体を落とし込みます(エンジン下部がフレームと接触する程度)。この時点でクランクケースとスイングアームのピボット部は離れている状態。

エンジンを一旦落としたら、今度はシリンダーヘッドをフレーム左右に近付ける感じで持ちあげて・・・

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車体右側へ、こんな感じでエンジンを引っ張り出します。
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ここまで出したら、フレームとエンジンの間から左手でジェネレーターカバーあたりを持って
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右手でクラッチカバーを持って、車体右側からエンジンを完全に引っ張り出します。

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降りました。

キチンと洗車整備が済んでいて、カプラー類が酷く詰まっていなければエンジン自体は20分も有れば降ろせます。逆に言うとカプラーの清掃に時間が掛かる場合は1時間から1時間半・・・慣れていない人はこの倍、と言った所でしょうか。それくらい配線関係が厄介なんです。


明日はエンジンの梱包方法について説明します。


さて、お風呂入って寝よっと。

by godflooring | 2016-03-05 01:02 | エンジン積み降ろし | Comments(2)
RM-Z250のエンジンを降ろす⑧(エンジンマウント関連を外す)
さぁ、いよいよ佳境に入ってまいりました。
俺もいい加減、この一連の記事を書くのに飽きてきました(笑)。

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エンジンマウントボルトのナットを前から外して行きます。
まぁ何処から外しても構わないんですけど、エンジンを載せる時と逆の順番が良いかな・・・と。

エンジン前側はナットを3つ外したらボルトとステーも外してしまって下さい。

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エンジン下側はナットだけ外して、この時点ではボルトは残しておいて下さい。
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チェンジペダルを外します。
これは別にどのタイミングで外しても構わないんですが、まぁラクなタイミングでって事で(※リヤサスのアッパーマウントを外しているので、スイングアームを動せば工具が楽に入る、と言う意図)。
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スイングアームのピボットナットを外します。
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ピボットシャフトを、これくらいまで引き抜きます。
完全に抜き取らないのが面倒な作業を増やさないコツ。

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外したスイングアームのピボットナット。ワッシャーも存在を忘れがちなので(大概、フレーム側に残ったままになっている)、外しておいて下さいね。

たま~に、ワッシャーが2枚入ってる車両を見掛けたりするのはココの部品管理が出来ていない証拠でしょうなぁ・・・(推測だけど、「あれ、ワッシャーが無い」→新品ワッシャー注文→車体にワッシャーが残ってるのに更に追加ってパターンか?)。

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エンジンを降ろす時に邪魔になるので、ハーネスを邪魔にならない場所へ移動します。
対象のハーネスはギヤポジション用とジェネレーター用の2本。要するに、エンジンに残っている2本です。

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こんな感じで、レギュレーターやら水温センサーのハーネスを止めているクランプに固定してエンジン右側にぶら下げておけばOKです。
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車体側からプラプラとぶら下がっているハーネスやカプラーは、フレームやらメインハーネスに挟んでエンジンを降ろす邪魔にならない様にしておきます。
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この時点でエンジンを支えているのは、エンジン下部の長ボルト1本のみ。
他に車体側と繋がっている部品やハーネスが無いか、この時点で十分に確認しておいて下さい。

次はいよいよ、エンジンを降ろします。

by godflooring | 2016-03-05 00:43 | エンジン積み降ろし | Comments(0)
RM-Z250のエンジンを降ろす⑦(スロットルボディを外す)
今日はスロットルボディ自体の取り外しを説明します。
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普段よりも残念な感じですが、一通り清掃を済ませた状態。
普段なら、この状態で各部をガッチリと養生してから洗車するんですけどね・・・(今回は時間がw)。
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作業の邪魔になるので、リヤサスのアッパーマウントを外して作業スペースを作ります。
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※16はホットスターターケーブル廃止の為、この作業は不要です

おっと・・・スロットルボディについてるセンサーのカプラーを外す前に、ホットスターターケーブルの先端についているグロメットをずらしておきます。
スロットルボディをエンジンから抜いてからでも良いのですが、ガッチリとエンジンにスロットルボディが固定されている状態でグロメットを外した方が、部品を破損せずに済むのです。
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負圧センサーのカプラーを外します。
このカプラーがRM-Zでは1番のクセモノでして・・・中古のRM-Zとか見ると、ここのストッパーを折ってしまっている(固定されていない)車体の何と多い事か・・・。
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他のカプラー同様に潤滑スプレーとブラシで清掃。ストッパーを解除する妨げになっている砂や土を除去してから、こんな感じでストッパーを親指で押しつつ引き抜くのですが・・・まぁ、大概は取れなかったり。
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そんな時は、センサー本体とカプラーの間にも潤滑スプレーを吹き付けたり、こんな風に左手で先端の細いマイナスドライバーを差し込みながら、右手でストッパーを押しつつカプラーを引き抜きます。

何度かグッグッっと引っ張ると、破損せずに取り外せます。
なお、ドライバーでコジっても絶対に外れません(センサーまたはカプラーが破損すると言う切ない事態になるだけですw)。

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外れました。
このカプラーほんと嫌い。

これでスロットルボディに着いている(外していない)カプラーはインジェクター用だけになるのですが、
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インジェクター用カプラーを外す前に、先ずスロットルボディを固定している金属バンドを+ドライバーで緩めてスロットルボディ自体を引き抜きます。

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斜め下方向にうんしょ、うんしょっと揺すると外れます。

で、清掃が甘いとですね・・・
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こんな感じに、スロットルボディとホルダー間に詰まっていた砂がバラバラと落ちて来ます(笑)。
まぁエンジン自体は分解するので気にしなくても良いかも知れませんが、バルブが中途半端に開いていたら燃焼室まで砂が入る可能性も有りますので・・・
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落ちてきた砂を除去して、ペーパーウェスでエンジン側、スロットルボディ側を養生します。
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スロットルボディを外すと、インジェクター用カプラーが外しやすくなります。
ピンボケ甚だしいですが、真ん中に見える赤色と白色の配線で繋がっているのがインジェクター用カプラー。

配線を避けながらストッパーを押しつつ、上に引っ張ればここのカプラーは簡単に外せます(※土が詰まっているとストッパー動きません)。
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インジェクター用カプラーも無事、外せました。
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続いてスロットルボディ本体を、エンジンとふフレームの間から車体左方向に引っ張り出しまして
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※16はホットスターターケーブル廃止の為、この作業は不要です。車体後ろ側からでも左横からでも、好きな所からスロットルボディを車体から抜き取って下さい。ただし、フューエルホースの形状も有るので同じく左側から抜き取るのが無難です

ホットスターターケーブル先端の樹脂パーツをスパナで外します。
ここの部品はネジ山が簡単に壊れるので、丁寧に取り扱って下さい。

※プロサの金属製が欲しいなぁ、と毎回思う訳ですが値段が笑うくらい違うので我慢ガマン・・・

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外したホットスターターケーブルは、アクセルワイヤー同様、車体右側にぶら下げておきます。

by godflooring | 2016-03-05 00:14 | エンジン積み降ろし | Comments(0)
RM-Z250のエンジンを降ろす⑥(水温センサーを外し、スロットルボディを外す準備をする)
今日も何かと闘っている わたくし。
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続いて水温センサー・・・と言いたい所ですが、ハーネスのクランプやブローバイホースが邪魔で、少し外しにくいですね。
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と言う事で、先ずはクランプを拡げてハーネスを自由にしてあげます。
俺も自由になり得るだろうか。

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次にスロットルポジションセンサーのカプラーを外します。
外し方はイグニッションコイル用カプラーと同じです。
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続いてコンデンサー用カプラーも外します。
これも同じ形状ですが、ドライバーを差し込む空間的な余裕が無いので、短い目のマイナスドライバーが良いです。

と言うか、ここまでの作業で使っているマイナスドライバーは全て全長が短い製品ですが・・・(まず、力を入れてする作業ではないので)。
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外しました。
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空間に余裕が出来たので、落ち着いて水温センサーも外しましょう。
これはストッパーを押しながら引っ張るタイプ。燃料ポンプ用と同じ方式です。

たまに異様に硬くて外せない水温センサーが有りますので、その場合はこれまでの例と同じく潤滑スプレー、ガブスレイ、ライラ=ミラ=ライラ(ガノタうざぃwww)。

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スロットルケーブルを外しましょう。
まずはケーブルカバーをずらして・・・
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スロットルカバーのヘキサゴンボルトを外します。
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上下2か所あるでの注意。
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外しました。
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スロットルケーブルをレンチで外します。
FIモデルに限らず4サイクルモトクロッサーのスロットルケーブルを外す時は「上から作業して、次に下」で進めるとうまく行きます。
着ける時は当然、逆ね。特に理由が無ければ下側から取り付けるのが大正義。多分。
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まぁ、要するにケーブル先端のタイコを着けたり外したりする順序って言う事なんですけどね。
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スロットルボディから外したケーブルはエンジンを降ろす時、凄く邪魔になるので遠ざけます。
この位置にあるクランプを外して

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こんな感じでケーブルをぶら下げておきます。

たまにスロットルボディとかキャブレターを着けたままぶら下げてるのを見掛けますが・・・うんまぁ別にいいんじゃねーの、俺は絶対やらんけど・・・、と本日も絶好調に毒を吐く。

いや~後が怖い。
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あとは最大の山場、スロットルボディ取外しなのですが・・・この状態で外すとエンジンの中にゴミ入りまくりなので、一旦お掃除です。


因みに。

「エンジンを降ろす作業を開始する前に、TDCを出しておいた方が良い」と書いたのはバルブを閉じておきたいからなんです。仮にスロットルボディを外した際にゴミや砂が入っても、バルブさえ閉じて入歯エアダスターで吹き飛ばせますから。


え・・・?

「上死点だけどバルブ完全に閉じて無いんだが?」

知らんがな・・・。


そうならない為にも、レッツお掃除!

by godflooring | 2016-03-04 02:26 | エンジン積み降ろし | Comments(2)
RM-Z250のエンジンを降ろす⑤(カプラーや補機類を外す、その2)
続いて車体、左側へ移動して引き続きカプラーや補機類を外します。
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チェーンジョイントを外し、ドライブチェーンを取り除きます。
チェーンを外さなくてもエンジンは降ろせますが(※実際、ウチではoリングチェーンやエンドレスチェーンの時は特に理由が無い限り、外さない)、邪魔になりそうな部品は極力外してしまった方が確実です。
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スプロケットカバーを外します。
これも外さなくてもエンジンは降ろせるんですが、多分慣れている人じゃないとエンジンを降ろす際に破損するので外して下さい。

ドライブスプロケットは外さなくてもOK。

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続いて、真横にあるクラッチワイヤーを外します。
RM-Zは非常に簡単で、ジェネレーターカバーのボルトに共締めされているボルト2本を外し、クラッチワイヤーホルダーをフリーの状態にして・・・

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クラッチリレーズレバー方向に、えいえいと押して行くとワイヤー先端のタイコが外れます。
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エンジンからメインハーネスに繋がっているハーネスを固定するタイラップを外します。
まずは、エンジンマウント前部のコレを外して
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次にヘッドの真ん前にあるタイラップも外します。
今更ですが、RM-Zに使用されているタイラップは全てリピートタイプ(再利用可)です。

ニッパーでパチパチとぶった斬らないで下さいね(凄く勿体無い)。

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上の画像だと分かりにくいので画像追加。
この部分のタイラップです。

で、お次はそのタイラップで固定されているハーネス(ギヤポジションセンサー用とジェネレーター用ハーネス)のカプラーを外す訳ですが・・・
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その前に、邪魔になる転倒センサーを外します。
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ここのカプラー形状はレギュレーターと同じ方式なので、やはり指先でストッパーを外側に押しやりながら引っ張ると外れます。
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外れました。
外した転倒センサーは他の部品と同じく、無くさない様に保管しておいて下さいね。
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続いて、この位置にあるタイラップも外します。
ここにはキルスイッチ(16だとスタートデバイス用スイッチ)のカプラーが有りますが、外す必要があるのはギヤポジションセンサーとジェネレーター用だけです。
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まずはジェネレーター用カプラーから外します。
これはストッパーを指先で押しながら引っ張れば簡単に外れます。
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すこし厄介なのはギヤポジション用。
無理に外そうとするとカプラーが割れます。要注意。
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掃除して
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他の、外しにくいカプラーと同様の方法で引き抜きます。

あ。

画像ではジェネレーター用カプラーが刺さりっぱなしですがキニシナイで下さい(今回はギヤポジションセンサーの方を先に外したので)。

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外れました。

by godflooring | 2016-03-04 02:13 | エンジン積み降ろし | Comments(0)
RM-Z250のエンジンを降ろす④(カプラーや補機類を外す、その1)
あと30分したら寝ましょう。

まずはイグニッションコイル関係・・・と言うか、ヘッドハンガーを外します。
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最初にプラグキャップ脱落防止ステーを抑えているボルトを2つ、外してステーも取り除きます。
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外れました。

因みに11~12RM-Zにはキャップ脱落防止のステーが付いていませんが、イグニッションコイルが古くなってくると(震動で痩せてくると)、多分走行中に外れます。10用のヘッドカバーボルト、脱落防止ステーと固定ボルトを流用して対処した方が安全です。
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イグニッションコイルのカプラーを外します。
指先に示している個所がロック位置なのですが、先端がでっぱっているプライヤーで押しながら解除・・・って言っても誰もそんなプライヤーなんか持ってませんよねぇ・・・

と、言う訳で。
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例によって潤滑スプレーで滑りを良くしつつ、土を溶かした上で先端が極めて細いマイナスドライバーをストッパー位置まで差し込みます。先端が厚めだとカプラーが割れますので禁止。

ストッパーの爪を押し下げた状態でカプラー自体を左右に引っ張ると、ここのカプラーは割と簡単に外せます。
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ヘッドマウントステーには他にレギュレートレクチュファイヤも着いているのですが、そっちのカプラーを外す前にヘッドマウントボルトを外して、マウントステー自体をフリーにします(この方が手が入り易くなって作業しやすい)。

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下側のボルトも外します。
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プラグキャップも抜きます。
躍動感溢るる画像。

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レギュレーターのカプラーを外します。
これはカプラー内側にストッパーのノブが有りますので、それを外方向へ指で引っ張りながらカプラーを引き抜きます。
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こんな感じですね。

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続いてキックアームを取り外します。
外さなくてもエンジンは降ろせるんですけど、どの道エンジンを降ろす場合はキックを外す場合が殆どなので車体にエンジンが載って安定している内に外した方が、後々の作業がラクです。
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外れました。
キックアームとシャフトの勘合がキツくて取れない場合はラスペネさんとか併用で。

それで駄目なら、プラスチックハンマー等で反対側(内側)からコツコツ叩きつつ引っ張ってみて下さい。
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キックが外れたら、すぐ傍にあるブレーキペダルを外します。
まずは脱落防止用のベータピンを抜き取ります。

外しにくい位置にベータピンが有る場合は、軽くブレーキペダルのシャフトボルトを緩めて作業しやすい位置まで回転させて下さい(回転させ過ぎちゃダメですよ。ベータピンがはさまってしまうので)。
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シャフトボルトを抜き取り
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リターンスプリングも外します。
ペダル自体は(マスターシリンダーに負荷が掛かるので感心は出来ませんがw)、短時間であればぶら下げて大丈夫です。

エンジン降ろした後はステップの上にでも載せておくか、シャフトボルトを再度着けておいて下さい。

by godflooring | 2016-03-04 01:57 | エンジン積み降ろし | Comments(0)
RM-Z250のエンジンを降ろす③(ラジエターとラジエターホースを外す)
うーん眠い。
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ラジエターとホースを外します。
と、言っても全てのホースを外す必要は無くて
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右側は下側(ウォーターポンプへ繋がる)ホースとオーバーフローホースは着けたままでOKです。
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ホースを横方向にキュッキュッと捩じりながら引っ張っても取れない時は、無理をしてはイケマセン。
先端が尖っていないマイナスドライバーを軽く差し込んで

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潤滑スプレーを注すと、簡単に外れます。
これで外れない場合はマイナスドライバーを差し込む位置を変えて再度チャレンジ。

マイナスドライバーを斜めに入れて、ホースやパイプを傷つけない様に注意して下さいね。

まあ、他にも「先にラジエター固定ボルトを外し、ラジエター自体を捩じってホースを引っ張る」とか「ウォーターポンププライヤーで軽く咥えて、左右にぎゅっぎゅっと動かしつつ外す」とか「ちょこっとホース(のゴム)を暖める」等、色々な方法は有りますけどね。まぁプライヤーで掴むのは下策だなぁ、と(割と簡単にラジエターホースが破れちゃうから)。
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外したいホースをラジエターから取り除いたら、固定ボルトを外します。

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そうする事で隙間が大きくなりますので今度は1番上に有る、左右のラジエターを連結している細いホースのクランプをペンチでずらし、ホースを外します。

ここも硬い時は潤滑スプレーね。
因みに55-6はゴムを溶かすので、こういう用途にはペケですぞ。

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続いて左ラジエター作業。
慣れてない人は左ラジエターも完全に外してしまうのが良いと思います。

ボクは画像のココと・・・

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下側のココだけ外してラジエター自体は外しません。
外したラジエターが邪魔なんでね・・・。

この画像のホースクランプ位置が多分、1番外しにくい場合が多いと思いますが

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先にウォーターポンプと左ラジエター連結部のココを外して
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タイヤレバーの先端やら潤滑スプレーやらで、うんしょうんしょ、とホースをずらして
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有る程度外れてきたら、ホースを引き抜きます。
先にウォーターポンプ側を外しておくのは、この時につっかえ棒状態になるのを防ぐ為です。

あ。

この左ラジエターとウォーターポンプを結んでいるラジエターホースなんですが、大概ホース自体かクランプがシリンダーとかクランクケースに当たっているんですよ(16は殆ど大丈夫みたいだけど)。で、冷却経路がそんな熱源に接触していて良い訳が無いので13~15のRM-Zでホースが当たっている場合は、1度抜いてエンジンに当たらない位置に調整して下さい。

ホースが接触していない場合は、再度組む時に位置を調整するのが面倒なので左ラジエターごと外した方が良いですね。

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ラジエターホース取り回し確認。
シリンダーヘッドから伸びて左側は画像の位置を通ります。

ハーネス類より上で、ケーブル類より下です。

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右ラジエターへ繋がるホースはココ。
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ラジエター関係を外すと、ぐっとスッキリして作業が進めやすくなります。

by godflooring | 2016-03-04 01:38 | エンジン積み降ろし | Comments(0)
RM-Z250のエンジンを降ろす②(ガソリンタンクとサブフレームを外す)
「ふむ・・・お前、そのペースで書くつもりか? 正気か?」と。
いやいや勿論正気だし本気ですけど。

人、それを現実逃避と呼ぶ!(ロム兄さん→見てなかったけどな)
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ちょっと画像が前後するんですけど、これくらいのタイミングでセンタースタンドに載せてOKです(と言うかオイル抜く為にサイドスタンド使っていただけ)。

あと、可能ならこの時点で上死点を出しておくと嬉しいです(バルブを閉じておきたい)。
まぁ・・・無理にとは言いませんが。
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ガソリンタンクを外す前に、フューエルポンプのカプラーを外しましょう。
まずは車体左側の、このタイラップを外して
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この黒いカプラーの端っこ(ストッパー)を指で押しながら、カプラーを引っ張って外します。ストッパーが解除されたらカチっと言う音が聞こえる筈。音が聞こえなくて、軽く引っ張ってみてカプラーが外せない場合は無理に引っ張っては駄目です。

あとカプラーは可能な限り、配線ではなくカプラー本体を引っ張って下さいね。無理に引っ張ると配線千切れたり、カプラーが割れます(まぁ、流石にココのカプラー割ってるのは・・・あぁ、一人身内に居るなぁw)。
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取れました。
取れにくい時は潤滑スプレーを吹いて下さい。それで駄目なら洗うか、コンプレッサーを持っているならエアダスターで隙間に詰まった土を取り除きます。コンプレッサー無い場合は・・・しつこく潤滑スプレーを吹いて下さい(笑)。土なら溶けます。石は溶けない。

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ガソリンタンク固定ボルトを外して
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固定バンドを外して
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ステアリングからホース抜いて
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タンク裏側・・・うーん汚い。
これではフューエルホースは外せない。
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と言う訳で、お掃除します。
洗浄液でも良いんですが、今回は大活躍な潤滑スプレーでキレイにします。
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キレイになったので
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ジョイントの、緑色のクリップを手前に引っ張ってロックを解除して、ホースをじわじわ引き抜きます。
このクリップが硬くて解除出来ない事も多いのですが、潤滑スプレーのおかげでスイスイ外せます。
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外れました。
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速攻でRM-Z付属のキャップでフタをします。

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フューエルホースは、タンクから外した時点で下方向を向くのでゴミが入りにくい作りです。
良く出来ています。
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因みに今日、修理した11RM-Zはここから出るガソリンの量で大凡の判断をしました。

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こっちも付属のキャップを使って
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ホース内にゴミが入らないよう、フタをします。

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続いて、エアボックスに装着されている外気温センサーを外します。
まずはタイラップを外して・・・

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ここをつまめば「カチッ」と音がして、ロックが解除されます。
音がしない場合は砂や土が詰まっている等の原因が有ります。無理に外すの禁止。

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潤滑スプレーを吹いて、土を溶かします。
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内部に浸透する様、横からも吹き付けます。
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カチっと音がして、外れました。
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潤滑スプレーを使っても外れない等、どうしようも無い場合は仕方がないのでプライヤーでロックレバーを挟みながら引き抜きます。
ハーネスを傷つけない様に注意。

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取れました。
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サブフレームとエアボックスを外します。3か所のボルト/ナットの内、どこから外しても構いませんが、あんまりアチコチ動き回ると頭悪いと思われるので(導線の話ね)右の下側から外します。

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続いて、上部の2面幅12mmのナットを外し、シャフトを右側から引き抜いて
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左下側のボルトも外します。
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スロットルボディとコネクティングチューブのバンドをヘキサゴンレンチで緩めます。
思いっきり緩めるくらいでちょうど良いです。ハンパに緩めるだけではチューブが外れません。

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10~15まではサブフレームの後ろ側を押し下げるとチューブが外れます。
16でそれをやるとサブフレーム取り付け部が傷だらけになるので、スロットルボディとチューブの隙間にタイヤレバーなどを優しく差し込みながら、サブフレーム全体を後ろ側へ引き抜いて下さい。
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チューブがスロットルボディから離れたら、サブフレーム全体を上方向へ引き上げてから後ろに引っ張ると、
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コネクティングチューブがリヤサスに引っかからずに引き抜けます(強引に引っ張ると、金属バンドがリヤサスに当たって変形します)。

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スロットルボディ開口部が剥き出しになりますので、
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ゴミが入らない様にペーパータオルで塞ぎます。
まぁボクは開口部全体を脱脂して、養生テープで塞ぐ派なんですけどね・・・(エンジン分解前に洗うので)。

因みにペーパータオルは「これでもか!?」ってくらい多目の方が良いです(はみ出すくらい)。後で取り外すのを忘れてエンジン掛けちゃったら大変なんで。

まぁ、それも有って養生テープなんですが。



なんか若い衆がハラペコ君らしいので、続きは帰ってきたら書きます。


さて、片付けるか。

by godflooring | 2016-03-03 20:52 | エンジン積み降ろし | Comments(0)
RM-Z250のエンジンを降ろす①(下準備)
カメラ構えながらだと、3倍時間掛かった件(笑)。
うんまぁいずれは書かないとな・・・と思っていたので。
※時間無いのと違うんかい、と全方位からツッコミ待ち

(1)は外装外して、クーラントとエンジンオイル抜いて、マフラー外すまで、です。

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まずは外装を外します。
と言っても全部外す必要は勿論、無くて
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シート、右ゼッケンプレートと
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左右のエンジンプロテクターと

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ラジエターのルーバーくらいかな。
タイヤレバーを軽く差し込みながら外すと簡単。

それで取れなきゃラジエターとの間に潤滑スプレーでも吹いて、滑りを良くしてから外して下さい。
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ドレンボルトを抜いてクーラントを抜いて保管します。
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クーラントを抜き終わったら、ウォータードレンを締め直しておいて下さい。
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続いてエンジンオイルを抜きましょう。
ドレンボルトは2本とも外します。

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有る程度エンジンオイルが抜けたら、マニュアル通りにキルスイッチを押しながら・・・
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数回キックして、各部に溜まっているエンジンオイルをドレン付近まで落とします。
キルスイッチを押すのは、誤ってエンジン掛かっちゃうのを防止する為。オイル入ってない状態でのエンジン始動はマズかろう・・・と。
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んで、それだけじゃ~全然抜けないので、車体を右側に傾けてジェネレーター側とかに残っているオイルも排出します。
「キルスイッチ押すトコから、車体を右に傾ける」までを3回推奨。

センタースタンドに載せちゃうとオイル全然抜けませんよ。
まぁ、センタースタンド上で車体を右に傾ければ良いんだけどね・・・
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んで、抜いたオイルの量をチェック。
いつも1100cc以上1200cc未満の範囲になる様には注意しているので排出量1050ccは・・・前回ちと多く入れ過ぎた模様。

因みに回転が軽くなるからとか言ってオイル減らす人が居るけど、信用しない様に(笑)。
そんなの全然かーんけー無ぇ-

むしろ、ちょっと多いくらいが安心です。

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マフラーを外します。
エキパイのフランジ側を最初に緩めます。ナットは外してしまっても、ネジ山3つくらい残ってる状態で止めても構いません。エキパイ自体をフリーにするのが目的です。
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サイレンサーとのジョイントを緩めます。
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続いて、サイレンサーのボルトを

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2本とも外します。
ノーマルサイレンサーは結構重たいので、急にサイレンサーが落ちない様に左手でかるく持ちながらボルトを外す・・・が良いと思います(ジョイントのメタルが痛むんで)。

んで、なんで最初にフランジのナットを緩めたか・・・ですが。

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エキパイがフリーじゃないと、サブフレームが微妙に当たるんですよ。
まぁサイレンサーぐるぐる回したり、強引に外したりも出来るんですけどね。


そういう押し込み強盗的なのは良くないな~。

by godflooring | 2016-03-03 20:07 | エンジン積み降ろし | Comments(0)