KXの時は本気度が違う、そんなワタクシ。
以前からこのBlog見てくれている人は知ってると思うけど、KXシリーズがわたくし1番好きなんですよ。ただ、細かい箇所を見て行くと未完成と言うか残念と言うか…そういう箇所がちょくちょく有るので油断できない(だがそれが良い)。
まぁ流石にM型くらい後期になると怪しい箇所はぐっと減るんですけどね。

今回は、どっちかと言うと「怪しいモディファイしてる箇所をシラミツブシ」って言う意味合いが強い…かな。実際、あちこち妙な事になってるのでワタクシ苦笑い(多分、ほぼ前オーナーの仕業)。

そんな訳でCRFヘッドに苦心しつつ(後述)KX250をつぶさに観察してたりN村さんご夫婦と歓談してたら某#6が「ボルト折れたので外してほしい」と。

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外しましたぜ。
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CRF250Rヘッド。

「さっさとシートカットしちゃいなよ!」って思った貴方は正しい。
うん…CRF250Rエキゾーストバルブ外径で使えるカッターが今、手元にないんだよ…(他3メーカーの250FよりEXバルブ外径が小さいので60°と45°カッターが届かない)。

しゃーないんでシート当たり幅リミット値に注意しつつバルブコンパウンド+作業用バルブでゴリゴリ。

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組み立てて漏れチェック。

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あかーん

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他のバルブはバッチリなんだがなぁ…。

「まぁ…3馬力のエアコンプレッサーでエア吹いたら多少はね?」って事で、このまま暫し様子見…(※ダメなのは実はこの時点で分かっていた)。

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組み立て直後は漏れて無いけど

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1時間放置したらEX右からダラダラ…。
潤滑剤をストップさせてこそ完璧なシート状態なので、これはアカン。

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再度分解、摺合せ。
うーん面倒だ…

※CRF250R用のカッターは再度、製作依頼を出しますが入手するまでCRF250Rのシートカット作業は内燃機屋さん送りになります。多分1か月くらい

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どうだ!?

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同じく1時間くらい放置してみた所、さっきよりマシだけどまだチロチロ漏れている…
も少し足掻いてみます。

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CRFヘッド作業の合間を縫ってKXフロントハブを分解し、構造とガタ原因を追究。

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段差のあるディスタンスカラー左右からベアリング→ダスドシール→内径/ディスタンスに被せるタイプのホイールカラー(ディスタンス外径とダスドシール外径の差を埋めてハブ組み立て幅を調整)って構造。

因みにガタの原因はホイールベアリングで、組み立て幅は問題有りませんでした。
良かったよかった…。

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ここは隙間ではなく、アクスルシャフトとすき間なく組めているのでセーフ。

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ベアリングのメーカー、刻印を確認しつつ実寸も確認。
台湾NTNの規格品でした。
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何度もベアリングを抜き差ししたくないので(ハブが痛むんだ)、自分のKX250F用ホイールを仮り組み。
ステム幅かフォークボトムが原因なのか分からないけど、現状だとこのKXとKX250Fではハブ組み立て幅が違っていて、ホイールカラーがKXF用だと全然合わない。

あんまりガタガタな状態だとスタンドから降ろしたくなくなる…ので、左にL型のホイールカラー(L型は左右でカラー長が違うんだけど、今回使ったのは長い方)を取り付け。右も同じカラーを使えばピッタリサイズでKX250Fのフロントホイールが使えそうなんだけど、もう1つカラーを探し出す時間が無かったんでKXFのアクスルカラーでごまかし。

まぁこの状態で乗る訳では無いのでセーフ。

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んで、預かった瞬間から気になっていたフロントブレーキホースの検証と言うか対処を。
これは危ない…(千切れます)。

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ホースを全体的に上へ移動。
最低でもこれくらいのゆとりと潤いがほしい(潤い関係無い)。

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が、フォークガードのホースクランプでホースを保持できなくなったり。
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因みにホースクランプとキャリパー間は、ホースが「何があってもスポークに接触せず、でもフォークガードを引っ張っちゃ駄目」って言うあたりが正しい姿。

ホースアウターをぐいぐい動かして、ホースクランプで保持しつつ危険度も少ない状態に変更しておきました。
「位置調整してもダメならKX250Fのホースに変更かな~」と思っていたので良かったヨカッタ…。

あれ…?

これってフロントフォーク長がKX250とKX250Fで随分違う(KX250Fの方が長い)って事だよな…。
うーん…どれだけ違うか、(アウターチューブが朽ち果てた)KX250のフロントフォーク有るし後で確認しておく必要が有るのか…。


それと

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フロントゼッケンが現代の製品に変更されている影響もあって、ホースがゼッケンにバシバシ当たるのも少し、気掛かり。
まぁ多少当たる程度なら気にしなくても良いんですけどね…(でも気になるんだ)。

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YZ系でよくやる、フロントゼッケン固定方法の変更をしておいた方が良さそうだなぁ・・・。
まぁこれは御本人に相談してから決めましょう(流石に外装関係を勝手に変えちゃう程わたくし厚かましくないです)。

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更にフロントゼッケン絡み。

バーパットとかハンドルに回すココは、ちゃんとハンドルに通しておかないと(フォークボトム時に)ブレーキホースとかクラッチワイヤーが引っ掛かる原因になるのでダメなんですが

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「まぁ…ワイヤーに余裕がないからジャンプ着地でゼッケンに引っ掛かる事も無さそうだし良いか…そもそも仮組でこの状態なのかも知れないしなぁ」と、前向きな解釈。

いや…

いやいや、待て待て。

これクラッチワイヤー余裕無さ過ぎでしょ。
って事で、ワイヤーの取り回しも見直します。アクセルワイヤーも見ておこう。尺足りないなら他車種のクラッチワイヤーを移植しなきゃなぁ…。



って感じです。
まぁ…他車種のサスとか移植するのはまぁ良いのですけど、大概そーいう車両は詰めが甘いんで要注意。サスも換える前に車高と重量配分を確認してから換えてほしいなぁ…。

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「120サイズだと鈍くさくてモタモタするから110サイズにして!」と言われているのでリヤリムサイズ確認。

こっちは昨日(と言うか今朝w)確認したYZ250と違い、450Fや従来の2スト250用ワイドリムなので同じ110サイズでも扁平率が異なるタイヤを用意しなければいけませんな。110幅だと1.85は扁平率80、このKXは2.15リムなんで扁平率90のタイヤになります。


てか、ヤマハ車って現行は450Fもリム幅250Fと同じなんだな…知らなんだ。



ご飯食べよっと。

by godflooring | 2017-10-14 20:49 | 仕事 | Comments(0)
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