この罠は新しいパターンだな・・・
今回RM-Z450のクランクは98-99CR125Rのをお願いした内燃機屋さんでコンロッド、大端ベアリング、クランクピンの交換をお願いしました。CR等の2サイクル用と違い多くの4サイクル用クランクはクランクピンにオイルパスの穴が開いていて、先ずココが(クランク軸~ウェブ側の穴と)繋がっていないとお話にならない訳です(速攻で焼きつく)。

まぁそこは流石に本職なので、ちゃんと合してくれていたのです。
が…

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左ケースにクランクシャフトをセットしてからオイルパスが機能してるかチェックしてたら、なんかゴミが…。

「あぁ…右クランクウェブのオイル経路を掃除してくれない人なんだ…」と思いつつ、充填したオイルを柔らかくする為にクランク軸のオイルパスからパーツクリーナー吹いて、更にエアダスターで圧縮空気、圧送。

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スラッジいっぱい出てきたよ…。

うーむ、次回依頼する時は「クランク軸の経路を清掃の上、組み立てて下さい」って書いとかなきゃいけないなぁ(いつもの腕は最高なんだが納期が致命傷な内燃機屋さんは必ず掃除してくれてたので、それが当たり前だと思ってた)。

まぁ職人さんだから「お前が指示した通りの事はちゃんとやったぞ」って怒られたりする可能性もあるんで、藪蛇にならん様にしとこ。


なんて事思いつつエンジンオイル→パーツクリーナーのコンボでスラッジが出て来なくなるまでオイル経路(結果としてビッグエンド)を洗浄。
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よし…キレイになった。

(と言いつつ、まだ不安が残るので更に洗浄しちゃう臆病なわたくし)

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ミッションはメイン側3速ギヤは交換。

単品で見たら「まだまだ使えるんじゃないの?」と思っちゃうけど新品3速と比べると加速側ドッグが如何にナナメ摩耗してるか一目瞭然。

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カウンター側は2速ギヤ交換。

あとサークリップは全部交換して、表裏の区別が無いスラストワッシャーは今までと逆で組む名采配。


「いや、ワッシャーくらい交換しろよ」

変形や摩耗を起こしてたなら交換してましたよ、えぇ。特にRM-ZやRMはスプリングワッシャーみたいに中心部がせり上がってきたら交換です(RM系はワッシャー消耗または変形が原因でギヤ抜けしたりする事が割と多目。まぁドッグ摩耗が原因ってのも勿論有るんですが)。

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それ以外は何も問題無し。
うーん、やはり450は250とは比べものにならないくらい耐久性が良いな。




わたくしの耐久性はそろそろ限界点に…(だがクランクケースを組まねば…)。

by godflooring | 2017-08-25 06:59 | 仕事 | Comments(0)
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