更新止まっていますが。
何とか問題解決に進んでいますので、ぼちぼち再開です。
と言ってもTMAXとRMXを無事お客様へ返却するまで滞りますけれど。

TTR250の方は試乗もしてみましたが、ちゃんと走る様になりました。オーバーヒートの兆候やオイル漏れも無し。盛大に出ていた白煙も通常加速では出なくなりました。
やっぱりヘッドの動作音が少々騒がしいのが気に入らないんですが、バルブリフタとヘッド間の歪みを取った(そうしないとリフタが動かなかった)のが原因で、これはヘッド交換しなきゃ直らないです。TTRってカムシャフト側のポンチマークを最初に合わせて、それからインテークとエキゾーストのカムスプロケットをIN/EX毎に合わせて組み付けるんで作業中「バルタイ間違って俺組んでないか?」と再三確認したんですけど、何度マニュアルや分解開始前の写真と見比べても間違いない…と。

RMXは先日ヤフオクでIGNコイルとレギュレート/レクチ落として来て交換しましたが結果はNGでした。現状エンジン(ACG込)、ハーネス、IGNコイル、レクチを元の状態から入れ換えた状態ですが症状ぜんぜん直りません。リードバルブは先日リードリーフを新品へ交換しているので問題無い筈。
残る要素はキャブレター、マフラー、CDIですが最初の印象通りキャブレター(キャブボディの消耗)が一番怪しいと思っています。ジェットニードルホルダに相当する部分の消耗だと思うんですけど、RMXのPWKはボディ一体式なんですよね…。
RMXのキャブレターは専用設計で、試しに新品買ってみる…と言う訳にはいきません(確か3万6000円くらいします。そんなに高かったらラフロから出てるRMX専用のPWK35を選ぶ方が賢明かと)。
お客様がRM250も所有されているので無理を言って預からせて頂いてキャブホルダごと入れ換えてみよう…と思ったんですがRM250の年式が新し過ぎて無理でした(RMXとキャブホルダ形状が同一なRM250は1993-1995年式のみです)。RM250は昨晩ご自宅まで返却させて頂き(夜分に申し訳ありませんでした)、改めてRMXの中古キャブホルダを手配しました。寸法の違いは日曜の時点で把握しているのでホルダが届き次第拡大加工、手持ちRM250のキャブレターのジェット類を整えてテストしてみます(エアボックス側チューブは、以前交換したエアボックスの部品を加工流用して繋ぎます)。

KX85はKIPS組み換えとリヤブレーキ修理で返却済。ただ、対策品?と思っていた18~KX85のガバナ部品なんですが寸法上の差異は殆ど無いんですよね…(1/100単位で、多分これは製造誤差)。鋼球がガバナ端面を削りながらロックする原因はイニシャル不良だと思うんですよ。「損傷したら交換」ってマニュアルには書いてるんですけど余りにも頻発するので、今度再発する様ならレート違いのスプリングへ変更しようかと思っています。

18RM-Z250エンジンは全分解の全組み立て…と言うかクランクケースとイナシャ、カムシャフト以外ぜんぶ新品に交換しました。名阪でオーバーヒートの兆候は出ていなかったのでウォーターポンプのペラとシールを新品に交換するだけでも良かったんですけどね。外した部品は勿体ないので17エンジンに全部放り込みます(ミッションだけ2、3速が稀にギヤ抜けするみたいなので、それだけ対処)。

15RM-Z250エンジンは全く問題無いみたいなので今日中に17車体から降ろして来年の練習用予備エンジンとして保管。17エンジンはガスケット類が明日届く筈なので、ちゃっちゃと組み立てます。ケースは整備済なので気合い入れて速攻で仕上げ。

TMAXはキャブレターを昨日修理しました(オーバーフローパイプが1か所、根本からクラック入っていたのでキャブボディからパイプを一旦引き抜いてパイプを修理してから再度打ち込み)。ヘッド修正作業自体は完了しているので今日ヘッドの再分解と新品部品の組み込み、新品ピストンを使っての腰上組み立てから作業を再開します。何とか今日中にはエンジンを車体に載せる所までは行きたいですが、チェーンケースのリテーナーがすんなり交換できるかどうか…に掛かっています。今月中に返却しなきゃ駄目なので今週と週明けはTMAXの優先度が高いです(RMXとTMAXは毎日作業します)。

KX250Fサイレンサーは「分解しないと溶接修理しても無意味だぞ」と駄目出しが友人から出たので先週末に分解しました。破損したステーを固定してるリベット?ボルト構造が理解できなかったので取りあえずサイレンサーのパイプを引き抜いて内部構造を確認…かなり硬度の有るステンレス製リベットでサイレンサー内部のステーとボディ固定ステーを固定してる方法でした。つーかこのリベットが硬過ぎてアルミ製ステーを摩耗させてんじゃないの…。見た目は少し不細工になりますが、プロサ標準の構造や部品構成には問題が有るので補強入れて固定リベットもステンレスではなく別の素材で固定する方法へ変更します。

これも先週末の作業になりますが、03WR250Fサイレンサーを01-02WR250Fへ取り付けられる様に変更する・・・は、現在ちょっと意味不明な状況に陥っているので、もう少し確認作業を。「01同士ならYZ250FもWR250Fもサイレンサー形状は同じ筈」と思って01YZ250Fを知人から借りてきて、お預かりしている03WRFサイレンサーを取り付けて差異を確認…しようとしたんですが、差異が無いんですよね。借りてきたYZFが03以降のサブフレームと外装に変更してるのかな?、と思ったんですが(特にシートの年式がサブフレームの年式と一致しないと着かない)、パーツリストの図と見比べても01YZF外装だしなぁ…。
取りあえず今晩、WRFサイレンサーを再度取り付けてから写真を撮影して「この外装って03YZFじゃないですよね?」と言うのをお客様に確認して頂こうかと思っています(私、この頃のYZFやWRFは詳しく無いのです。お客様の方が詳しい)。
実車から01WRFのサブフレームを外して預からして頂いて位置関係の違いを確認、サイレンサーステーの移設をするのが1番確実なんですけど、そうなるとお客様が当分WRFに乗れなくなるので、これは今の所は無し。社外品の01-02用サイレンサーもお持ちなので、意見の擦り合わせを経てから社外サイレンサーも預からせて頂いて01-02と03-差分を確認する方向で考えています。

あと、なんか先々週から事故車の見積りと修理対応が2件続いていて微妙に忙しいです・・・これは事故の相手様も居らっしゃるので詳細は書かないでおこうと思います。いずれも信号待ち停車状態で後ろから追突されたという状況。最初に見積りをさせて頂いた車両は先ほど保険会社さんから提案の連絡を頂いたので今晩お客様と相談して了承を得てから保険会社へ連絡です。絶版車なので部品手配に苦労しそうだなぁ…。

他にはRM-Z250のホイール4本組み立ててたり、05YZ125のフロントフォークをO/Hしたりしていました。05YZ125のスライドメタルは直ぐに部品が入荷しないので要注意(現行と品番が違うんですよ)。で、アウター側スライドメタルをアウターチューブへ圧入するのには少しコツが必要です。天地逆にして、真っすぐ打ち込まないと綺麗に入りません。メタルを無理に叩き込むのは嫌だったのでガイドを作ってから組み立てました。

18YZ250Fのエンジンも全分解してO/Hしたんですけど(月曜の深夜に預かって土曜の夜に返すという、部品納期を考えると結構タイトなスケジュール…)、使用時間50時間超えでも全然大丈夫なんですね…予算の関係もあって交換したのはピストンキット、カウンター左のベアリングとシール、カラー関係、カムチェーンで他はガスケットとOリング関係。クラッチのインナーバスケットは消耗と段付きが進んでいたので交換しましたがアウターバスケットは問題無し。強いて挙げればミッションギヤは3点、新品に交換したい所ですが「あと2レース使えれば良いので」と言う事で交換は見送りました。バルブ、カム、シリンダー、クランク、オイル潤滑経路いずれも問題無かったです。YZ250Fの耐久性は素晴らしいです。

故障していたコンプレッサーも修理しました。大昔は無理をして高価なトスコンやベビコンを使っていたんですが「俺の作業内容と値段では釣り合わない」と言う事で、引っ越してきた際にストレート製の3馬力を買って6年間毎日フル活用してその間O/Hや清掃作業一切無し、実はオイル交換すらサボってました(3日に1回水抜きして、時々オイルレベルを確認していた程度)。2気筒とも分解したら片肺のシリンダーにカジリ跡があったので2気筒ともO/H。ガスケットやピストンリングの値段は安いのですがオイルリングの値段が少々お高い(でも2気筒分のリング、オイルリング、シリンダーとリードバルブのガスケットで9千円程度です)。ストレートのエアコンプレッサーは圧力スイッチやモーターも含め全て新品部品がメーカーから出るらしいので(納期も今回の部品は5日程度でした)、別に私はストレートの回し者では無いですけど消耗部品が出るメーカーのコンプレッサーを買った方が良いです(これを知っていたのでストレートを選んだんですけど)。

面倒だったのでリードバルブ/ヘッド間のガスケットは無視してシリンダー上下のガスケットとリングを交換(オイルリングは取付けに注意。簡単に折れます)したんですが、全然直ってない…。「あぁ、そういう事か」と気付いてヘッドからリードバルブのプレートを取り外して確認したら吸排気間のガスケットが破れてました(つまり弁が閉じてない状態)。エアクリーナーを外して吸引してなければリードバルブ不良です。
で、こちらもガスケットを交換して無事、修理完了。完調になって、現在200N以上で締まってるナットでも緩みます。

コンプレッサーが直ってやれやれ…、これでいつも通り仕事が出来ると思っていたら今度はエアホースリールが潰れました(ロックされない&盛大に工具が届かない位置でエア漏れ)。が、これも引っ越してからずっと無茶な使い方をし続けていたので寿命かな、と言う気がしています。AP製なんですけどそんなに悪くは無かったですし。本音はハタヤのエアホースリールが欲しいんですが、内径8mm以上のは高いんですよね…。吊り下げステーを天井に付け直すのが面倒なので次もAPのを買おうかと思っています。
と言うかハタヤの(まだ使える)エアホースリールも持ってるんですけど、固定ステーが違うので今回もお蔵入り。

いずれ4トントラック買ったらハタヤのエアホースリールはそっちに取り付けよう…(4トン買える程稼ぐなんて一生無理だけど)。

# by godflooring | 2018-10-23 10:57 | 雑記 | Comments(0)
分解3回目
オーバーヒート対処のTTR250作業中。

オーバーヒートの兆候自体は出ない状態まで直しましたが異音の違和感とオイル滲みが解消されていないのでカムチェーンとシリンダー上下のガスケット&Oリング交換の為、再度分解。
分解回数が増える程赤字に近付いて行くんですが、ちゃんと直ってない以上は仕方ないのです…。

腰上を分解する前にエンジン右側を外していきます(カムチェーン通ってる状態の方がエンジン右側は分解しやすいので)。

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ん…

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ロックワッシャ-の起こし方が荒々し過ぎる…(インナーバスケットが凹んでます)。
あと、ナット全然締まってなかったです(ロックワッシャーの爪起こしてソケット掛けたら速攻緩んだ)。

プライマリーナットもギヤロックして緩めておきました。
確かヤマハさんの、昔のマニュアル一部には「ギヤの間にマイナスドライバーを挟んでギヤをロックしろ」なんて書いてた気がしますが、それやると部品もドライバーも壊れるので(割と簡単にギヤの歯が欠けます)絶対にそんな方法でロックしちゃ駄目です。

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TTRの事で今更感もしますが、アクセルワイヤーホルダのプレートを固定するビスを緩める時は2面幅8mmあたりのソケットをココに挟んでおくと作業しやすいです。このタイプ(ワイヤー固定ホルダが別体式)のワイヤー交換は①ワイヤーのロックナットを緩める ②ワイヤ固定ホルダのプレートを外す ③ワイヤーからプレートを外す ④ワイヤー先端のタイコをキャブから外す…の順番です。TTRだけじゃなくXRとかでも同じです。
少々強引でもワイヤー交換は出来ますが、その場合ホルダのワイヤーガイド溝が曲がっちゃうので、組み付け時にちゃんと真っすぐワイヤーが通る様に戻しておいて下さいね。

このTTRのホルダもワイヤーが通る溝が曲がってました(交換後たいして使ってないのにワイヤーがほつれていた原因はこれです)。

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腰上も分解しました。
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カムチェーン比較。右側が新品、左が取り外したカムチェーンです。
長さはそんなに変わらないのですが…(ピンは減ってない、と言う話)

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プレート側面が減っている様です。
これで異常に大きなエンジン動作音が治まってくれると良いのですが。

TTRのシリンダーガスケットは弱いので、組み付け作業を一気に進めないとオイルがまた滲んで来ます。
今日は腰上完成まで一気に進められる状況でも有りませんので、十分休息をとって明日ササっと組み上げたいと思います。


少し休憩してからTTRを養生して、一旦部品を片付けよう…。

# by godflooring | 2018-10-12 23:38 | 仕事 | Comments(0)
コイルかキャブだと思っています
イグニッションコイルの話。
RMXとRM125だとピーク電圧も抵抗値も違うんですが「何か変化が有ればなぁ…」と言う事で試してみました。

先に書いておきますが、イグニッションコイル単体は測定してて、ピーク電圧抵抗値ともに正常値なんですよね…(でも電装で1番怪しいのは現時点ではイグニッションコイルなんです。2番目にレクチ)。

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エンジンは掛かるんですが(プラグの火自体はRMXのより強いくらい)、暖気し始めると直ぐにエンジン止まっちゃう…念の為プラグを交換してみたり色々と小2時間ほど奮闘してみたんですが、やっぱり駄目なものは駄目ですね。


仕方ないので実働車から外した、という中古のコイルとレクチを落札しました。
コイルとレクチ2つ新品で買うと2万円しまずが送料込で2000円弱なので。


届き次第交換して確認です。


昨日お預かりしたYZ250のフォーク漏れ対処も終わりました。
先日のYZ125もですが、漏れ対処は運次第なので次回走行時にまたオイルが滲んで来る様でしたら再度預からせて下さい。分解して部品を交換します(本当は問答無用でシールとメタル交換が正しいんですけどね…)。



少し休憩してからTTR250のエンジン修理を再開します。

# by godflooring | 2018-10-12 19:17 | 仕事 | Comments(0)
昨日と今日の事
朝7時に起きて珍しく寝室に掃除機かけて(病気になったら人生詰むんだ)、9時から18RM-Zの部品を手配したり受け取りに出掛けたりして、戻ってからRMXへ試しに着けてみるRM125のイグニッションコイルと繋ぐためのコネクター(RM-Zのキルスイッチ)を中古部品の箱から引っ張り出して、夜まで黙々と17に載せる15RM-Z250エンジン作業を。

昨晩不在の理由ですが、ステー位置決め用に01YZ250Fを借して頂く為でした。01YZF…フォンセカですよ、フォンセカ。
遠方にお住まいのお客様から03WR250Fサイレンサーを永らくお預かりしていて、それを01WR250Fへ装着できる様にするには実車確認が必要なのです(01のWRFとYZFはサイレンサー固定位置は同じ)。

酒井さんありがとうございます。なんかお礼になる部品探しときますね!

21時には戻って、今朝7時までずっと17RM-Z250のエンジン組んでました(実質朝9時から17と18RM-Zの作業してた)。今日は正午過ぎには目が覚めたんですが、ご飯食べてシャワー浴びてから店を開けたので午後1時半からお仕事しています。


またも非常に疲れています…。

# by godflooring | 2018-10-12 19:08 | 仕事 | Comments(0)
17RM-Z250は作業完了
RMXのエンジン掛けたりしながらエンジン分解してミッション丸ごと入れ換えました。

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クランクとイナシャ、カム以外は全て15用部品です(18とエンジン特性の違いを出したくなかった)。
ほぼ新品みたいなミッションなので、今度こそ大丈夫でしょう。

# by godflooring | 2018-10-12 18:57 | 仕事 | Comments(0)